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本日は、監査基準の具体的変更点について。

監査基準の変更と一口に言っても、GAASの変更からアサーションの変更、Substantive Testの変更までと結構多岐にわたる。
そこで、まずはこの監査基準の変更の趣旨から確認してみよう。

AICPAのサイト「Risk Assessment Standards」のサマリーには下のようにある。
・More in-depth understanding of the entity and its environment,
including its internal control, to identify the risks of material misstatement in the financial statements and what the entity is doing to mitigate them.
* More rigorous assessment of the risks of material misstatement of the financial statements based on that understanding.
* Improved linkage between the assessed risks and the nature, timing, and extent of audit
procedures performed in response to those risks.
ようするに、監査するに当たって従来行われてきたInternal Controlの理解や評価は当然のこと
今後はよりInternal Controlの根幹ともいえるControl Environmentalに注意して、Material Misstatementのリスクを厳密に評価し、リスク評価をSubstantive Testのnature, timing, and extentに結び付けなさいといっている。
冒頭にも触れたが、この趣旨では従来の監査の手続きすべてに影響が出るのは想像に難くないだろう。

というわけで、まずはGAASの変更点から。
GAASの変更点については、あまり気にするほどのことでもないと思うがキーワードだけはしっかりと抑えておいたほうが良いとおもわれる。
私は、実際に試験に詳しい人に話しを聞いたわけでも無いし、自分で試験を受けてきたわけでもないので当て推量の域を超えられないがSOXが試験に与えたインパクトを考えると、今回の監査基準の変更もMCに影響すると言うよりSimulation、特にWCへ影響するほうが確率的に大きいと思う。
後述するが、MCへの変更点については過去の監査基準の知識で解いても答えが同じになる問題が出題されるのではないかと思う。

GAASは実際に変更された点が微妙な違いだけである。
実際に見てもらうのが早いだろう
旧:
General Standards
1. The audit is to be performed by a person or persons having adequate technical training and proficiency as an auditor.

新:
General Standards
1. The auditor must have adequate technical training and proficiency to perform the audit.

違いが分かっただろうか?
実際は上の1文だけでなく、Standards of Field Workにも変更が数点あるので確認して欲しいが、どれも変更点は言い回しの違いぐらいである。
今までは、「to be performed」だったのが、「must」の用語を使用したぐらいの違いで、より厳密にやらなくちゃいけない感を表現した文になっている。
まあ、GAASの変更はどうでもいい感じだが、次の「Reasonable Assurance」の定義の変更はきちんと抑えておいたほうが良いと思われる。

旧:
The exercise of due professional care allows the auditor to obtain reasonable assurance that the financial statements are free of material misstatement, whether caused by error or fraud. Absolute assurance is not attainable because of the nature of audit evidence and the characteristics of fraud. Therefore, an audit conducted in accordance with generally accepted auditing standards may not detect a material misstatement.

新:
While exercising due professional care, the auditor must plan and perform the audit to obtain sufficient appropriate audit evidence so that audit risk will be limited to a low level that is, in his or her professional judgment, appropriate for expressing an opinion on the financial statements. The high, but not absolute, level of assurance that is intended to be obtained by the auditor is expressed in the auditor’s report as obtaining reasonable assurance about whether the financial statements are free of material misstatement (whether caused by error or fraud). Absolute assurance is not attainable because of the nature of audit evidence and the characteristics of fraud. Therefore, an audit conducted in accordance with generally accepted auditing standards may not detect a material misstatement.

とまあ、大分長くなっているがもちろん全部覚える必要は無くキーワードを抑えることが大事である。
今回の、新しい定義では「Reasonable Assurance」は"The high, but not absolute"という用語が追加されている。
今までも、絶対的保障ではないと謳ってはいたが今回の定義では絶対的ではないが高いレベルの保障という形で、より分かりやすくなったのか曖昧になったのか微妙な修正となっている。
Written Communicationで問われるとしたら、こういった用語の変更点を聞かれると思われる。
「アシスタントがReasonable Assuranceの意味が分からないといっています。先輩としてアシスタントに説明のmemoを書きなさい」とか・・

Audit&Attestationを勉強する上で、多分皆最後に気がつくことだが個々のサービスによって監査手続きが変わるという考え方よりも、「個々のサービスが与えるAssuranceのレベルによって監査手続きが変わる」という考え方のほうが、Audit&Attestationというものを系統立てて理解できると思うし、本来はそういうものだと思う。
AUDITだからこの手続きをやる。
Reviewだからコレはやらない。
ではなくて、「Reasonable Assuranceを出すためにはこの手続きが必要、Negative Assuranceではこの作業は不要!」と言うような学習の仕方のほうが
手続きとReportingを関連付けられ、かつサービスとの繋がりも理解できるだろう。
一度、テキストをそういった観点で読むことをお勧めします。

つづく
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