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昨日からの問題は、実はAudit Riskを問われる問題でなく、Fraud Risk Factorsかどうかを問われる問題なのですが、Audit RiskとFraud Risk Factorsの違いを理解するうえでも有効に思われるため挑戦しております。
何か御座いましたら、遠慮なく足跡を残していってくださいませ。


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47.New accounting pronouncements have resulted in the issuance of audit reports that include consistency modifications for many companies in the industry.
48.Management knows of, but fails to correct, known reportable conditions on a timely basis.
49.Significant bank accounts bear interest at relatively low rates in tax-haven jurisdictions in which the company transacts no other business operations.
50.The company has a high degree of bulnerability to changes in interest rates.
51.Although numerous original documents are missing, the client makes available photocopied documents of the misplaced originals.
52.The company has outsourced a portion of the internal audit function.
53.Budgets, while realistic, stress the need to report positive earnings figures.
54.The company's financial stetements include a number of last-minute adjustments that significantly affect fimancial results.
55.The company's Board of Directors includes "independent" outside directors who are not officers of the corporation.
56.The company is invoved with significant related-party transactions that are not in the ordinary course of business.
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ちなみに、今回のはカナリ難しいです。
書いている私自身怪しいものがあります。
コレをネタに皆様で議論されるのも、またよろしいかと思います。



★47★
Inherent Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsではない。
新しい事業・新しい会計基準など既存のものからの変更は常に新しいものが上手く機能しない、または使う人が上手く使いこなせないといったリスクを伴います。
よってInherent Riskが上がります。

★48★
Inherent Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsである。
現在、公開会社の監査においてはReportable Conditionの規定がありませんが、問題がSOX以前を対象としている・非公開会社を対象としている場合、十分にありえますのでReportable Conditionも気が抜けません。
旧SASにおけるReportable Conditionの定義はReportable Conditionはsignificant deficiencyであり、significant deficiencyはF/Sにmaterial Misstatementが含まれる可能性が高いinternal controlの不備という感じでした。
今回は、Reportable Conditionを修正していないというのだからF/SにMaterial Misstatementが含まれている可能性は高く、Audit riskは上がります。
今回の事で、何のリスクがあがるのかと言うと今回は「management overrinde」に近い部分があるのでInherent Riskと言えるでしょう。
また、Reportable Conditionをtimelyに修正していないのはFraud Risk Factorsの「Attitude/Rationarization」に該当します。
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Management failing to correct known reportable conditions on a timely basis(AU316.85)
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★49★
Inherent Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsである。
特に業務上の目的が無いTAXヘイブン地域に多額の預金があるというのはFraud Risk Factorsとなります。
コレはSASにおいても、参考例として出ています。
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Significant bank accounts or subsidiary or branch operations in tax-haven jurisdictions for which there appears to be no clear business justification(AU316.85)
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また、コレは通常業務外のことであるのでInherent Riskが上がります。

★50★
Inherent Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsである。
この問題はNo.4の問題と同じですね。

★51★
Control Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsである。
元の記録が残っておらず、全てコピーしか入手できないという状況では記録が改竄されているかもしれない、不十分かもしれないと言うリスクを伴います。
この場合、きちんと管理しておかなかった会社のControlを問われる事になり、Control Riskが上がります。
また、本ケースのような記録物・情報の不十分さはscope limitationに該当すると思われFraud Risk Factorsの「Attitude/Rationarization」にあたります。
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Formal or informal restrictions on the auditor that inappropriately limit access to people or information or the ability to communicate effectively with the board of directors or audit committee(AU316.85)
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★52★
Control Riskが下がる。
Fraud Risk Factorsではない。
Internal Auditを外出しにすることにより、独立した視点からの監視が期待できます。このことはControl Riskを下げる要因になります。

★53★
No impact
Fraud Risk Factorsではない。
現実的な収益予測をする事は通常ありうる事で、特段F/Sに対して影響があるとは言えないでしょう。
一方コレが過度の収益予測とかの場合は注意が必要です。
またコレはFraud Risk Factorsの場合も同様です。

★54★
Inherent Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsである。
最終段階において重要な多くの調整が含まれていることは、Fraud Risk Factorsにおける「Attitude / Rationarization」に該当すると思われます。
また、最終段階における修正が本当に妥当なのか?修正が経営者側に偏った修正でないか?の確認・評価が必要なため、Inherent Riskが上がると思われます。
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The auditor should also consider whether the difference between estimates best supported by the audit evidence and the estimates included in the financial statements, which are individually reasonable, indicate a possible bias on the part of the entity's management. For example, if each accounting estimate included in the financial statements was individually reasonable, but the effect of the difference between each estimate and the estimate best supported by the audit evidence was to increase income, the auditor should reconsider the estimates taken as a whole. (AU312.36)
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★55★
Control Riskが下がる。
Fraud Risk Factorsではない。
No.52と同様、外部人が入る事で第三者による監視が期待できControl Riskが下がります。

★56★
Inherent Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsである。
Related-party transactionは通常業務の処理とは異なりF/Sにおける開示要求など色々な手順があります。
よって、普通の取引に比べInherent Riskが上がると言えます。
また、AU316.85にあるようにFraud Risk Factorsとなります。
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Significant related-party transactions not in the ordinary course of business or with related entities not audited or audited by another firm(AU316.85)
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連続9回に渡って考えてきたAudit Riskいかがでしょうか?
とりあえず、手元のネタが尽きたため一旦終了とします。
まだよく判らない・大分理解が出来た・考え方がわかった気がするなどなど人それぞれだと思います。
ここの考え方は、ほんと苦しみぬいて自分で納得して気がつかないと理解できないかもしれません。
私自身、これを書くためにSASを読み、「う~ん、う~ん」うなる内に納得したものも多々あります。

全体を通して、なるべくSASに掲載されている例や文章を参照する形で纏めたつもりですが、まだまだ足りない部分も多いです。
足りない部分は、気がついたら私のほうで修正するかもしれませんが、是非皆さんもリサーチの練習と思ってSASの原文を読む事をお勧めいたします。
SASはとっつき難いところもありますが、読んでみると今まで難しくって解けなかったMCの問題が「なんだ、SASに書いてあるんじゃん」という感じであっさり解決、ということも多々あります。
出来れば、ANJOが出しているSASが対訳つきで良い感じです。

このテーマはAuditという科目全部を通しての総合的な知識を問われる一面もあり難しく且つ重要項目であることは今後も変わらないでしょう。
是非、この企画が皆様の磐石の布石となるようお祈り申し上げております。
★[AUDIT攻略] Audit Risk編 全9回★
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参考になりました!
初めまして、「ちぃ」と申します。

明後日、CA州でAUDを受験する者です。

Fraud risk factorsは、テキストでカバーされていない部分を補うため、AU316からプリントアウトして、知識を深めてます。

AICPAのサンプルテストを見て、Fraud、Error、Illegal ActがAR、IR、CR、DRにどのように影響を与えるのか、しっかりと理解しておく必要がある分かりました。

また参考にさせていただきます。

とてもいいブログですね^^

2007/05/29(火) 02:29:20 | |ちぃ #mQop/nM.[ 編集]
>ちぃさん
こんにちは。
カキコミありがとうございます。
試験今日のようですね。是非頑張って下さい。
私が特集したこの分野は、今現在のHOT Topicであるにも関わらず、どの参考書も扱いが軽いです。
SASも詳しく出てませんしね。。
疑問やコメントありましたら遠慮なく言ってくださいね。
今後もよろしくお願いします
2007/05/30(水) 08:58:28 | |KOJI #t9f6bHoE[ 編集]
テストに出ましたよ(汗
おはようございます!

CA州でAUDを本日受験しましたが、Simulation2つとも、、与えられたSituationがAR、IR、CR、DRにどのような影響を与えるのか(↑、↓、もしくはNoImpact)。が出ました。

KOJIさんのおかげで出来ました。。KOJIさんブログを見ていなかったら、かなり焦ってたと思います。

私のブログの記事内に、KOJIさんのAUDITリスク論点のURLを載せさせて頂きました。 不都合がありましたら、お知らせ下さい。早急に削除します。
2007/05/31(木) 10:17:40 | |ちぃ #mQop/nM.[ 編集]
>ちぃさん
おおっ!
それはラッキーでしたね♪なんか自分の事のように嬉しいです。

BLOG紹介して頂いて不都合も何もありません。
どんどん書いちゃって下さい(笑)
これからも役に立つ情報を書いていけるよう頑張りますね
2007/05/31(木) 23:51:01 | |KOJI #t9f6bHoE[ 編集]
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