召しませ?U.S.CPA

元U.S.CPAを目指して・・・ 受験生、合格者が有意義な場所を目指して新装開店! CPAの勉強論点やTopicをA la carteでどうぞ♪

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

では、今回も具体的な問題を見ながら考察していきましょう。

今回も、
・AUDIT RISKが増減するか?増減する場合IR,CR,DRの何れかが変わるのか?
・Fraud Risk Factorsとなりうるのか?

以上2点を考察します。


******************************************************
1,Government regulation over the banking industry is extensive.
2,NFB operates profitably in a growing prosperous area.
3,Overall demand for the industry's product is high.
4,Interest rates have been volatile recently.
5,The availability of funds for additional mortgages is promising.
6,The principal shareholder is also the chief executive officer and controls the board of directors.
7,Branch management is compensated based on branch profitability.
8,The internal auditor reports directly to the chairman of the board's audit committee, a minority shareholder.
9,Management fails to establish proper procedures to provide reasonable assurance of reliable accounting estimates.
10,The accounting department documents policies and procedures to provide instructions to employees.
******************************************************


本来なら、問題の中でシチュエーションが与えられて問題があるのですが、今回の問題はシチュエーションを読まなくても回答できるので、シチュエーションは掲載していません。


********************************************************************
解答/解説

★1★
・Inherent Riskが下がる
・Fraud Risk Factorsではない

前回の解説時には触れませんでしたが、対象のRISKが「Inherent」なのか「Control」なのかが一番の悩みどころで難しいところです。
考え方のポイントとしては
「Inherent」は企業の外部環境・要因によるもの
「Control」は企業の内部環境・要因によるもの
と捉えると大体はOKです。
もしくは、対象のRISKが企業内部の「Control」を強化・弱体させることにより増減するのか?「Control」によってRISKを変化させることが出来ないようだったら「Inherent」と考えられるという方法もあります。
ただ、いずれにせよ「DR」の変化によるRISKの変化もありうるので注意が必要です。

さて、この問題ではどうでしょう?
「政府の法規制が強化された」と設問ではあります。
法規制は当然企業の外部要因・環境の話ですし(企業がコントロールできるものじゃないですからね)「法規制が強化された」=「F/Sはより忠実に作られるようになる」というロジックが考えられます。
この手の問題はある程度は、問題の傾向と対策を抑えておかないと解けないものもあるでしょう。
Fraud Risk Factorsについては先日の問題と考え方は一緒で、
・不正を起こす「insentive」「pressure」があるか?
・不正を起こす「oppotunities」があるか?
・不正を起こす「rationarization」「Attitude」があるか?
上記3点で判断します。
今回のケースは何れにも該当しないため、「Fraud Risk Factors」とは考えられません。

★2★
・Inherent Riskが下がる
・Fraud Risk Factorsではない
利益があがっているという状況なので、これは企業の外部要因に関係します。
利益が出ていれば経営陣が不正な処理をして利益を強引に出そうという「insentive」も起こりにくいため、「Inherent risk」が下がると考えられます。
Fraud Risk Factorsについても同様です。

★3★
・Inherent Riskが下がる
・Fraud Risk Factorsではない。
企業の商品の需要が高いということは、企業の利益には良い方向&陳腐化による減損処理等が発生しないと考えられるため「Ineherent Risk」は下がります。
Fraud Risk Factorsについては2と同じ考え方です。

★4★
・Inherent RIskが上がる
・Fraud Risk Factorsではない
コレも企業の外部要因ですのでInherent Riskが上がります。
金利の変動が激しいと変動金利で借りている債務の額が変わったりと、F/Sに影響が出るためRiskは上がります。
Fraud Risk Factorsについては、AU316.85の具体例にあるように、急激な金利の変化等はFraud Risk Factorsの「incentive/puressure」にあたります。
/////////////////////////////////////////////////
High vulnerability to rapid changes, such as changes in technology, product obsolescence, or interest rates
/////////////////////////////////////////////////


★5★
・Inherent Riskが下がる
・Fraud Risk Factorsではない。
追加融資が約束されている場合、企業の運転資本等の安定が望める為「Inherent Risk」が下がります。
Fraud Risk Factorsについても同様の考えです。

★6★
・Inherent Riskが上がる
・Fraud Risk Factorsである。
主要株主がCEOであり取締役をCONTROLしている場合、その主要株主に会社自体をコントロールされかねないため「Control Risk」があがります。が暴走する恐れがあるため「Inherent Risk」が上がります。
また、そのCEOは不正の機会があるといえる為Fraud Risk Factorsとなり得ます。

★7★悪問のため削除
・Control Riskが上がる
・Fraud Risk Factorsである
支店長の給料が、その支店の売上に大きく左右されるなどといった場合、支店長は給料をよくするために売上の操作などをする恐れがあります。
よって、この場合「Control Risk」があがるといえます。
またこの状況は不正を行う「insentive」があるといえます。


★8★
Control RIskが下がる
Fraud Risk Factorsではない。
この問題も、前提条件としてAuditorとAudit Committeeは直接連絡しあうと言うのがあります。
AuditorとAudit Committeeは色々な報告をしあいますが代表的なものとして「Reportable Condition」があります。
もし、AuditorとAudit Committeeが直接報告しあうのではなく、途中にManagementなどが入った場合
会社にとって不利な情報が改竄されてAudit Committeeに報告されないとも限りません。
よって、この場合は直接報告しあっているのでControl Riskは下がる形です。
今回は、AuditorとAudit Committeeの間の話ですのでFraud Risk Factorsは関係ありません。

★9★
Control Riskが上がる。
Fraud Risk Factorsではない。
これは、昨日の問題②と少し似ています。
一見すると「estimate」とあるため、Inherent Riskが上がると思いがちですが、今回の状況はそのような難しい計算をする為のprocessをManagementが構築していないと言うので「Control Risk」が変化します。きちんと誰でも計算できるような仕組みが出来ていればF/Sへの影響は少ないと考えられるからです。
また、今回のケースはFraudにつながるようなものでもないためFraud Risk Factorsではありません。

★10★
Control Riskが下がる
Fraud Risk Factorsではない。
これは9の問題の反対の場合ですね。
ちゃんと、P&P(Policy & Procedures)が出来上がっていれば個人ごとの計算違いも起こりにくいと考えられます。


つづく。。。
★[AUDIT攻略] Audit Risk編 全9回★
<<          >>


スポンサーサイト
まさに!
2月にAUD2回目の受験を終え、つい先日結果が返ってきた者です。
前よりは出来ていたような感覚(つまり、これがあてにならない)だったのですが点数的にはあと一歩でfailでした。

シミュレーション2問ともAudit Riskについて出題があり、KOJIさんの指摘の通り「分かっているような気がするけど曖昧・・」な感じで解答していたのでこのブログを読んでスッキリしつつあります。本当に感謝です。
ぜひ続きも書いてください!
2007/03/09(金) 17:19:55 | |残るはAUD・・ #-[ 編集]

>残るはAUD・・さん
初めまして&カキコありがとうございます。
AUDはテストの出来が全く当てにならないと、皆さん仰いますね。
ホント怖い科目です。
私は、まだ結果が出ませんが次ぎ受けるとしてもバッチリなようにBLOGを利用して自分の理解を深めています。
私も不得意なところなので是非一緒にレベルアップ目指して頑張りましょう!!
2007/03/09(金) 23:56:12 | |KOJI #t9f6bHoE[ 編集]
スゴイ!
KOJIさん、こんにちわ。
各科目の論点講座、読ませていただきました。図なども交えて、とてもわかりやすいですね!勉強になります。関連団体のサイトへのバナーリンクもあって、とても有益な情報盛りだくさんですし、是非、今後も、拝読したいので、勝手ながら、私のブログにもリンクをさせていただきました。(Alphabetical orderのUのところです)
続きを楽しみにしています。今後とも、宜しくお願いいたします。
2007/03/11(日) 01:27:04 | |nn #wESLUBks[ 編集]
>nnさん
こんにちは。
nnさんにそんなに褒めていただくと少し自身が出ます(笑)
>>関連団体のサイトへのバナーリンクもあって、とても有益な情報盛りだくさんですし
いやー、じつはnnさんのblogを拝見したときに「自分のblogももうちょっと整理しないとなぁ」と思い最近綺麗にしたんですよ。
私のblogからもリンクさせていただきますので、これからもぜひ色々とご指導いただければと思います。
2007/03/12(月) 09:20:48 | |KOJI #t9f6bHoE[ 編集]
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
http://since14thdec2005.blog41.fc2.com/tb.php/318-72724844
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。