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今回からは実際の問題を見て、あーだこーだ考えて見ましょう。

とりあえずは、本コーナーの冒頭に紹介したAICPAのリリース問題から。


以下のシチュエーションの時、「AUDIT RISK」は上がるのか?下がるのか?考えなさい。
そして、それは「IR」「CR」「DR」のうち何れが変化することによるものなのか考えなさい。
また、各シチュエーションは「Fraud risk Factors」に当てはまるかどうかも考えなさい。



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①During year 2, the company instituted a new procedure whereby the internal audit department distributes payroll checks to employees for selected payroll cycles.

②In year 2, the auditor noted that the company's newly hired purchasing agent was not obtaining competitive bids for all major purchase requisitions.

③Early in year 2, the company extended its existing warranty program on certain of its major products in an effort to increase revenue.
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みなさん、いかがでしょうか??

「AUDIT RISK」の変化を考えるときのポイントは
何かをする前と後でF/Sに誤りが含まれる可能性が変化するかです。
そのような観点で見ると、どうやら①も②も③も変化しそうです。

★①答えと解説★
Decrease Control Risk。
Fraud Risk Factorsでは無い。
まず、この問題の前提条件として"payroll checks"の配布は当該業務から独立した人が行うのが良い、というのがあります。
ここでは、どうしてそうなのか?は割愛させて頂きますが、疑問にもたれた方はpayrollのフローをもう1度見直されることをお勧めします。
この設問では、「internal audit department」がpayrollの配布をすることにしたというように、payrollの業務から独立した人が配布することになり第3者の目が入るという感じでControl Riskが下がる形です。
次に、Fraud Risk Factorsかどうかですが、逆にFraudを行いにくくする変更なため、Fraud Risk Factorsには当てはまりません。

★②答えと解説★
Increase Control Risk。
Fraud Risk Factorsとは考えられない。
こちらも、前提条件として物の購入の際には「purchase depertment」が「approved vendor list」の中から「Competitive bids」を取って物品の購入をするというのがあります。
今回の状況では、新人の購入担当者は「あいみつ」を取っていない。
一見すると、「新人だから分からない=inherent risk」と取られがちですが、誰にでも分かるようにP&P(Policy & Procedures)を整備しておけば防げる内容のため「Increase Control Risk」と考えられるでしょう。
Fraud Risk FactorsについてはFraud Risk Factorsとは考えられない。
Fraud Risk Factorsは大きく以下の3つに分かれます。
・incentive/pressure
・oppotunities
・rationarization/Attitude
本問の場合、関連する状況が与えられていないためFraud Risk Factorsとは考えなくて良いと思われます。
ただし、状況が変わればFraud Risk Factorsともなりえるかもしれません。
たとえば、
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取締役が「あいみつ」を取らず、かつ取締役会の承認なしに自分の家族が経営している会社から物品を購入している。
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上記のようなシチュエーションの場合だったら、完全にinternal controlを無視している状況(management override)でありFraud Risk Factorsと考えられるでしょう。

★③答えと解説★
Increase Inherent Risk
Fraud Risk Factorsとは考えられない。
多分、今回の問題で悩むとしたら③だと思う。
このケースでは売り上げを伸ばすために「保障を拡大した」とある。
保障を拡大することから企業側では保障のための引当金の積み増しや、引当金をどのくらいにするかの見積もり等さまざまな経営判断・計算が伴うことになり、結果としてF/Sに間違った値が掲載される危険性が増大します。
よって、このケースは「Inherent risk増」ということになるでしょう。
Fraud Risk Factorsについては、Warrantyを増やすことによって意図的に損失を多くしている等のシチュエーションが与えられれば、考えられなくも無いですが、今回のケースの場合Fraud Risk Factorsとは考えなくてもいいでしょう。

つづく...

★[AUDIT攻略] Audit Risk編 全9回★
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